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日常をだらだらと時々イラストもどきです。
やるならやるでいいけれど、普通にやって欲しい件について。⑧
人の噂も七十五日とは言うが、それを発端に起こった嫌がらせは何年だって続く。
やった奴は簡単に忘れてしまっても、やられた側の記憶には一生涯残る。
そこまでしてやることかと他人事として聞かれれば、大概の人間は『No』と答えるだろうが、やってる時はその醜さに気が付かないものだ。
いじめられる側が悪いのだと平気で自己正当化だってする。
仮にそうだとしても、笑いながら石を投げつけられるほど完璧な人間なんて、そうそう居やしまい。
少なくとも己の言動を疑いもしないで居られるほど、俺は自分に自信はない。
人を傷つけるだけの自信なら、ない方がいいとも思う。







「作って貰った弁当、持ってこないとかありえねえ。あっても足らねえのに。
 それを無視するとか、お前、おかしいんじゃねえのか」
「だって、お母さん、自分のは作んないんだもん。
 オレだけ持ってくとかおかしいもん。お弁当はお母さんだっているもん」
「それで羽柴や北条からおかず分けてもらってたら、世話ねえだろうが」
「それは伊達君だって一緒だもん。
 むしろ、お弁当ちゃんとあるし、良いって言われてないのに勝手に盗ってる辺り、オレより重罪だもん」

ズルズル引きずられてのお説教に、不貞腐れた武田が言い返す。
全て諦めたと無抵抗なようでいてしっかり口答えしているのがふてぶてしい。
恐怖心が消え、何時も以上に落ち着いてすらいる様子にひとまず良かったと息を吐く。
おかずの譲渡に関しては此方が勝手にやっていたこと。
実際の事情が予想と違ったとしても文句を言う筋はなく、自分の分を母親へ回そうとしていたのであれば、理解できる。
有り得ない暴言も、親と学校が結びついたことでトラウマが刺激され、パニックを起こしたと思えば仕方ない。

そう言えば、あれも今頃だったか。
去年の体育祭終わりに起こった諍いを否応なく思い出す。


どうでも良いことだが、武田は俺より背が高い。
毎日走り込んでいるので無駄な贅肉もなく、黙っていればファッション雑誌のモデルとして働けるのではないかと思わせるスタイルの良さに、リレーを始めとした体育祭での活躍が加わって周囲の注目を集めた。
おっちょこちょいで不器用なところもあるが、温和で優しそうな雰囲気通り、人当たりがよい。
最初は興味本位で声をかけていた女子らが、話しやすい男子として好意を持ち始めるのに時間はかからなかった。

それが面白くなかったのだろう。
女子の集団に通りがけら一言二言誂われて、困ったように笑っていた武田へ余計なことを言った奴が居た。

「なあ、お前の親って──なんだって?」

口調は冗談のようであったし、教室の喧騒に紛れて殆どの者には聞こえなかっただろうが、少なくとも俺の耳には入った。
武田の顔が文字通り、真っ青になっていくのを見て、血の気が引くとはこういうことかと変に感心したものだ。

首筋に刃物を突きつけられたかの如く小刻みにブルブル震え、返事もできないのに効果アリと踏んだのだろう。
そいつは優越感に満ちた嫌な顔をした。
その様子だと本当なんだと笑うのが、小動物を嬲る猫みたいで只々不快だった。

「俺の友達に、お前のこと知ってるってやつが居てさ、ちょっと聞いたんだけど、会社の経理をやってた父親が、」
「おい、うるさいぞ」

これ以上、聞きたくない。
横入りした理由はそれだけだった。本当に腹の底から不愉快だったのだ。
何故、嫌な気持ちにしかならないのに、他人の触れられたくない過去を知らされなければいけないのか。
続けるなら暴力沙汰を含めた全面戦争も辞さないつもりで睨みつければ、そいつは怯えて一歩下がったが、直ぐに顔を歪めて噛みつき返してきた。

「何だよ、お前には」
「関係ないな。
 クラスメイトの親がどうだろうと、兄弟が不良だろうと関係ない。
 関係ないから一切合切関わりたくないんだ。知った所で何の得もない。
 それを問い質した所で、どんな利益がある」

今のように武田と付き合いがあったわけではなく、むしろ話した記憶がない。
ただ、悪いやつじゃないのは知っていた。
若干ならず人見知りなのか大人しくて、誰かに調子を合わせるだけの我のない態度が良いとも思っていなかったが、彼奴なりにクラスに馴染もうと努力しているのは分かっていた。
少なくとも、自分にはどうにも出来ない過去で嫌がらせを受けるようなことはしておらず、不快な行為を受け入れ、見て見ぬふりをする理由も俺にはなかった。
自分より弱いものを踏みつけて、己が強くなったと勘違いするほど愚かでもないつもりだ。

それでもやる価値があるのかと叩きつければ、直ぐに言い返せなかったのか一旦、そいつは黙った。
そのまま止めておけばいいのに、やられたままでは居られなかったのだろう。
さも正論であるかのように口端を歪めて言い返された。

「だって、嫌じゃんか。クラスにはん」
「じゃあ、自身のくだらない自尊心を満たし優越感を得るためにクラスメイトを貶め、嘲り、辛い思いをさせるのが良いことだとでも言うのか。
 俺は屑がやることだと思うがな」

くだらない。今、思い返しても実にくだらない。
八岐がよく言っている通り、相手の落ち度で上に立っても己の価値は変わらない。
順位が入れ替わったって、悪いものは悪いままだ。
むしろ、己のためなら他を落として構わないとする、その思考がまず気持ち悪い。
誰しも聖人君主ではないから嫉妬もすれば、偏見もあろう。
相手の気持ちや立場に気が付かず、悪意なく踏みにじってしまうことだってあるだろう。
だが、彼奴がやったことはいただけない。良いことなんか一つも起こらないって分かりきってるだけに、腹立たしい。


あの時、感情のまま頭から罵った事自体は後悔してないが、それ故に状況を悪化させてしまったのと、相手の逃げ道を用意しておかなかったのは失敗だった。
有無を言わさずの全否定で、返って引っ込みがつかなくなった其奴はヒステリックに叫んだのだ。

「そんなこと言ったって、嫌に決まってるだろ!
 親がそうなら、子供だって怪しい。そんなのがクラス内に居たら安心して授業も受けられ、」
「テレビ局の撮影班が来てるぞーッ!!!」

元々、何かあったのかと注目されつつあったところだ。
大声でクラスの目が全て集まったのにヒッと息を呑んだ武田と、してやったりと口角を上げた彼奴の顔はまだ思い出せる。
名前は忘れたけどな。
ただ、武田の立場を考えるならできるだけ秘密裏に済ませるべきで、もっと後先考えておくべきだったと反省はしている。
必要なら力付くで黙らせるつもりだったのが、まず、いけなかったとも言える。

だから、しくじったと舌打ちし、握った拳を使わずに済んだのは運が良かった。
バンと音を立てて戸をこじ開け、女子らしからぬ叫び声でクラスメイト全員を固めた八岐の規格外には、あの頃から驚かされっぱなしだ。


「なんか、厄介な外来種を捕まえるのに、テニス場の隣の池を漁るって!!
 来てる! 日曜日の夜、夕飯食べながら見てきたメンツが、そのままうちの校舎に来てる!!
 因みに私は海のコーナーが一番好きです!」

村を開発したり、街全体を使って鬼ごっこをしたりと長年お茶の間を楽しませてきた人気番組が、自分のすぐ側で撮影していると聞いて気にならない高校生がいるはずがない。
わかりやすく興奮しながら廊下の外を示されて、クラス全員が色めき立った。見に行こう、誰が来ているのだと皆が好き勝手に喋りだす。
だが、一度起こった諍いを収めるには少し弱かった。

「んだよ、今、それどころじゃねえし!」
「え、何? 生まれた時から見てきた番組の撮影現場以上に優先しなくちゃいけないことって何?
 そんなに大事なこと? つまんない喧嘩で教室の雰囲気を最悪にするのが?」

興味が既に他所へ移ってしまったのに焦り、噛みついてきた其奴をきょとんと八岐は見返した。
淡々とした返しで本当に勢いのまま飛び込んで来た訳では無いと暗に示し、フンと鼻で笑う。

「嫌だね! そんなの付き合ってられないね!!
 誰がなんと言おうと、私はこのまま撮影現場に行きます!
 結果、授業に遅刻して先生に怒られても知ったことか!!」

同じ欲望にまみれた浅ましさでも、選べるなら面白おかしい方を取る。
マウント取りに興味はないと小さく呟いてから、他に来る奴は居ないのかと大きく腕をふった八岐の誘いに、最初に動いたのは誰だったか。


「あたしも行くわ!」
「テニス部横の池ね!?」
「リーダーも来てるかな?」
「あんた、リーダー推しなの? 渋っ!!」

まず、女子グループの一つが動き、その後に他の連中が続いた。
早く早くと大騒ぎしながらの移動は他のクラスの興味も引き、あっという間に学校全体に広がった。
教師までもがテニス場横を目指し始めた中、発端を作った奴は飄々とした態度で俺達も誘った。

「武田君たちも行こうよ。撮影ならうちの近所でも結構見かけるけど、知ってる番組に当たったことなんかないよ。
 3年って意外と短いよ。ガチでくっだらないことを突っついてる場合じゃない。
 どうせ後で思い出すなら、素直に笑える方が良いし。
 このチャンスを逃がしたら二度とないと思え」
「で、でも、」
「行くぞ」

くだらないとは思ったが、ぼーっと立ちすくんでいる方が間抜けだ。
流れに乗って武田の背中を押せば、わずかに残っていた他の連中も動き、勢いのまま全てがあやふやになった。
八岐が言った、最初で最後のチャンスとは撮影の見学か、ただのクラスメイトに戻れる事か。
何方にしろ、逃さずに済んだのは幸いだったと思う。


「どっちにしろ、ありえないんだよ。
 お袋さんが来てくれたなら、歓迎一択だろ」
「無理でーす。オレは伊達君と違ってマザコンじゃないから、どうしても気恥ずかしさがありますー」
「それがどうした! 親を大事するとマザコンなら、俺はマザコンでいい!」
「嫌でーす。親孝行はしたいけど、オレはそこまで割り切れませんー」

父親の不祥事で離婚して母子家庭になったとか、中学時代、それが原因のいじめが結構凄惨だったとか、噂が残っていないわけではないが、誰も口にはしない。
どうでも良いのと不快故に言い出した奴の存在ごと脳内から消し去っていた記憶を改めて封印しつつ、眼の前の喧嘩に溜息をつく。
珍しくよく喋る伊達に反抗する武田を見ていると、余計にどうでも良くなってきた。
くだらない口喧嘩に呆れ、いい加減にしろと羽柴が仲裁に入った。

「やめろ! 武田のおばさんが見たら、びっくりするだろ!」

驚かせると言うなら、双方の頭を一発ずつ叩いたのを見られた方がよっぽどだろう。
待っていた松平が「あーあ」と口を開けたのが見えた。
今更、取り繕っても仕方ないので、伊達が捕まえた子猫を突き出すように、武田を前に押しやる。


「ほら、謝れ!!」
「お母さん、酷いこと言ってごめんなさい。お弁当も次からちゃんと持っていきます」
「え、うん、いいのよ」

首根っこを掴まれ、若干棒読みな息子の謝罪に武田のお母さんは困惑を顕に口元を抑え、それでもなんとか笑顔を作り直した。

「それより、お母さんこそごめんね。
 あんたが嫌がるのは分かってたんだけど、頑張ってるだろうなと思ったら、どうしても」

ずっと見に来れなかったからと、小さく付け足した声は途中で消えてしまった。
親の都合で色々あった息子が心配でないはずがない。
本当なら、体育祭以外の学校生活や俺達のことなど、もっと詳しく聞きたかろうに、ぐっと飲み込んでふふっと笑う。

「相変わらず、速いのね。昔っから足の速さだけは誰にも負けなかったもんね」
「うん」
「最後にクラス対抗全員リレーもあるんです。武田君は2番目。
 よかったら見ていってください!」
「ありがとうね、松平君」

武田の短すぎる返事に、営業バージョンの松平が笑顔で付け足す。
ずっと、ヒデと仲良くしてくれてありがとうと重ねてお礼を言われた彼は、ボクなんか何もしていないと情けなさそうに眉尻を下げ、此方を見やった。
つられて振り向いた武田のお母さんと目が合い、頭を下げられる。

「お友だちの皆も、ありがとう。これからも、ヒデをよろしくね」
「もう、いいでしょ! 保護者席はあっちだよ!」
「はいはい」

何時までも友達の前で干渉してこないでほしい。
今度こそ思春期特有の恥ずかしさで吠えた息子に苦笑して、武田のお母さんは保護者席の方へ行った。
松平の案内に従いながら、途中、振り返って何度も頭を下げるのに会釈で返し、残った気まずさでお互いを見られず顔を背け合う。


「ごめん。皆に心配かけちゃって」
「……まあ、無事に済んで良かったな」
「俺は別にいいけど。ちょっと騒ぎになっちゃったなー……って!」

武田の謝罪を聞き流しながら、此方を見ている他の生徒に眉を顰める。
端へ移動するなど出来るだけ場所は選んだが、これだけ騒げば当然と言うか、周囲の視線が痛いと言うか、無事にと口にはしたが怪しいところだ。
ひとまず、席へ戻ろうかと歩きかけた羽柴がビクリと身を震わせた。

何だと振り返れば、人並み外れた長身が目に入った。
有名なスポーツメーカーのジャージを自然に着こなし、ウェーブの掛かったツーブロックの髪型が洒落者に見えなくもない。
けれども、軽く眉間にシワの寄った仏頂面が必要以上に不信感を呼ぶ。
何処か人を小馬鹿にしているような退廃的な雰囲気が隣のクラスメイトに良く似ており、名字が同じなだけではない類似性をどうしようもなく感じさせた。
硝子で出来た作り物のような瞳で俺達を観察しているその人に、ビクつきながら羽柴が問う。


「だ、伊達先生、なんか用すか?」
「んー……なんか、騒ぎになってるって、通報を受けて見に来たんだけど」

別に、何もしてませんよとの言い訳が通じるはずもなく、どうしたものかと首を傾げられる。
普通に考えれば保護者に暴言を吐き、生徒間で揉めて騒ぎを起こしたとして、減点対象なのだがと呟かれ、背筋が凍る。
ヤバい。これはとても不味い。
各クラスの得点は拮抗しており、何時何が勝敗に影響するかわからない状況で減点食らうのは大変に痛い。

「てめえ、脅すつもりか!」
「やめろ! 悪いのは確実に俺等だ!」

反感丸出しで牙を剥き、前に出た伊達に羽柴が慌てて飛びつき、押さえつけて止めるのを武田と一緒に手伝う。
頼むから、これ以上悪化させるなと更に揉める俺達を眺め、生物の教師はふむと独りごちた。

「上手く収まったみたいだし、このまま見なかったことにしとくわ」
「ありがとう! 伊達先生、ありがとう!! 顔だけはイケメン!」
「伊達先、ナイス判断! 流石、理系の良心!
 放火魔と悪の科学者に比べればマシと言われるだけはある!」
「逐一、恩着せがましいぞ貴様ァッ!!」
「黙ってろ、伊達! 余計な騒ぎを起こすなって言ってるだろ!!」

寛大にもくるりと背を向け、去っていくのに武田と羽柴が歓声を上げた。
それでも喧嘩腰な伊達を頭から叱りつけ、早急に自クラスの席へ退避する。
普段、存在感ないのに何故こう言う時だけ自己主張するかな、此奴は。

これ以上、問題が起こらないうちにと駆け足で戻りながら、先生への褒め言葉がなんか変だったのに気が付き、何処がと考えたが分からなかった。
漠然と覚えた違和感の原因は後で探せばよかろう。
なにはともあれ、丸く収まって本当に良かった。


ただ、別の問題が発生していた。
いつの間にか女子の徒競走が終わっており、先に席へ戻ってきていた小俣が大変にご立腹だった。

「何処へ行ってたの?
 応援よろしくって頼んだのに、何で見てないの?」
「いや、ちょっとな、色々あってだな」
「色々って何? 頑張るクラスメイトを応援する以上に大切なこと? どうしてちゃんと説明できないの?」
「うーん、大切は大切だったし、後ろ暗いところは何もねえんだけど」

あたし、頑張ったんだけど。
白金の奴を抜いて1位取ってきたんだけどと腕を組み、ネズミを狙う猫のような目を向けてくる小俣の気持ちはわからなくもないのだが。
羽柴を盾にして逃げつつ八岐にフォローを求めるも、こっちはこっちでご機嫌斜めだった。

「ねー いくら興味ないからって応援もしないでどっか遊びに行くって、ちょっとどうかなーって思うよねー」
「違うんだ。興味がないとかじゃなくてだな、少々混み合った事情が」
「別にいいよー 知ってるしー 北条君はこの手の勝負事に関心ないもんねー」
「いや、クラスで一丸となってるのを無視するほどじゃない」

どうせ、直線上では代田さんに勝てないしね。
せめて2位取ってきただけでもマシだと思うんだけどねと不貞腐れている。
此奴が拗ねるなんて珍しいなどと言ってる場合ではなかろう。
悪かったからと宥めるも、そっぽを向かれた。
武田のお母さんを案内し終わり、戻ってきた松平にも叱られる。

「もー 何をやってるの!
 もう少しで終わるのに、ここに来て団結乱さないでよ!!」
「るっせえな! お前がそれ言うなよ!!」

ぷんぷか怒られて、羽柴が反発する。
つつがなく体育祭を進める実行委員としても、詳しい事情を説明できないのを含めて状況を把握しているものとしても、松平は此方の側に立って欲しい。
コメント
コメント
更新、お疲れ様でした。
ただの反抗期じゃなかったのか。武田家、問題の根っこは深かったんですね。
でも、親の罪が子に及ぶわけもなく、それを出汁にして差別的な扱いを受けるのは完全に筋違いですね。北条くんじゃなくても、目の前でそんなことをされたら怒るな、きっと。ま、手を出さなかったのは良かったですね。でも一触即発だし、八岐ちゃんの機転は見事でした。これ、マジで撮影班来てたんですかね?
ともあれ、今年の弁当騒動、武田君すなおに謝れてよかったですね。もともと母思いのようだし、絆がより深まったんじゃないかな。
鷹揚な教師はともかく、クラスの女子たちには、なんらかのフォローしとかないと、根に持たれるかもしれませんね(笑)
2023/11/22(水) 17:43:08 | URL | TOM-F #V5TnqLKM [ 編集 ]
Re: TOM-F様
今日は。
反抗期にしても、らしくなかったのはそんな理由でした。
学校のことは勿論ですが、父とも関係は良好だったため二重に辛かったみたいです。
高校入学に合わせて引っ越したものの、母の仕事上あまり遠方には行けず、松平と顔を合わせた時は相当焦ったようですが、松平は松平で仲良かったのに助けるどころかフォローも出来なかった後悔に苛まれていたので、今はお互いに不干渉を貫いているようなところがあります。
でも、本音ではお互い仲直りしたいんじゃないかな。

撮影班は本当に来てました。大喜びで戻ってきたら、この騒ぎで結構ムカついたようです。
来てなくても邪魔はしたでしょうけどね。むしろ、来てたからこれで済んだとも言える。
まだ北条は今以上に荒れてましたし、八岐も彼に興味があったか不明瞭な時期で連携とか配慮する気もないし、黙っているどころか叩く理由が彼女にはあるので。
多分、どうでも良い北条や現状に満足している武田より、八岐と松平の方が根に持ってると思われます。

理由さえ分かれば、褒められるんでしょうけどねー 女子へのフォローはしておいたほうが良いかもですw

コメントをありがとうございました。
2023/11/23(木) 08:00:57 | URL | 津路 志士朗 #- [ 編集 ]
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